さくらのレンタルサーバからエックスサーバーに引っ越ししてみた
さくらのレンタルサーバでどうもWordPressの速度が出ないなあ…と思っていたところ、お仕事でエックスサーバーを使う機会があり、これは便利…!と思い、移行することにしました。
エックスサーバーの便利なところ
どんなところが便利かと言うと、
- 管理画面でアクセス制限の設定ができる
- 管理画面でアクセス解析ができる
- 管理画面でhtaccessの設定ができる
- サーバ設定画面と会員画面が同じ(さくらは別だった)
- 問い合わせに対するサポートが早い。
と、とにかく管理画面の使いやすさに今までの苦労はなんだったんだと思ったところです。
さくらには「低価格」という良いところがありますので、機能を求めない場合はすごく良いかと思います。
ページスピードはどうなったか
そして期待したページスピードの結果です。
モバイルでパフォーマンスが58→88になりました!
以前のページスピードを比べた記事はこちら↓
実際の移行手順
サーバーを移行する前の私の前提条件はこちらです。
- 独自ドメインは移行しない。
- WordPressが1サイト。
ざっくりとした移行手順はこちらです。
1.現在のサーバ(さくら)でバックアップを取る。
何をおいてもまずはバックアップです。WordPressに入れているプラグインでバックアップを取ります。
2.(エックスサーバーで)ドメイン設定をする
今使っている独自ドメインをエックスサーバーで追加します。私の場合は「yum-design.net」を追加します。
3.(エックスサーバーで)SSL設定をする
エックスサーバーの管理画面からトークンファイルをダウンロードし、それを現在のサーバにアップロードしてから設定します。
参考:他社サーバーですでに運用中のサイトに対して無料独自SSLを事前に設定する
4.(エックスサーバーで)メールアカウントの追加
今使っているメールアカウントをエックスサーバーで追加します。
5.(エックスサーバーで)データの移行
エックスサーバー管理画面にある「ワードプレス簡単移行」を使いました。
「SiteGuardWPプラグイン」でログインや認証などの設定をしていたため、ここでつまづきました。一度プラグインの設定を外してから「ワードプレス簡単移行」をすると上手くいきました。
6.(お使いのドメインサービスで)ネームサーバーの変更
ネームサーバーをさくらのものからエックスサーバーに変更します。数時間〜数日かかります。私の場合は2時間以内でした。
参考:
エックスサーバーでのネームサーバーの設定
ムームードメインのネームサーバーの設定
2時間後に確認したところ、サブディレクトリ(例 https://yum-design.net/wordpress/)がホームになってしまっていることに気づきました。
設定が戻ってしまったようです。下記を参考に設定を変更します。
参考:サブディレクトリにインストールしたWordPressをドメイン直下にする手順
7.メールソフトの設定
最後にエックスサーバの設定をお使いのメールクライアントに設定して完了です。
参考:メールソフトの設定
サーバー引っ越し手順まとめ
サーバー移転について、動画付きでエックスサーバーに手順のまとめページがありましたのでこちらもどうぞ。
参考:サーバー移転手順